〜原成岩(プライマリーロック)土壌〜
ヴァッハウやカンプタールなどドナウ渓谷の斜面でよく見られる土壌。
花崗岩や粘土、石灰岩、砂などが地殻変動による圧力などで変成した変成岩の総称。
水はけがよく、その多くが見た目と違い、もろく崩れやすい性質を持つ。
ヴァッハウ内のテロワールの差異
ドナウ川の北側(左岸)と南側(右岸)では、テロワールが異なっており、日当たりのよい北側に銘醸畑があります。 また、ドナウ川の西側は冷涼で、東に行くほど少しずつ暖かくなっていきます。なかでも川の最東部には有名生産者が軒を連ねており、よりパワフルで熟成のポテンシャルが高いワインを産出します。
ヴィネア ヴァッハウ
1980年代の中頃、ヴァッハウで革新的な考えをもつ優れた生産者立ち上げた生産者協会で、独自の厳しい規格を設け、品質の高いワイン造りの基準を定めています。
この規格では、「添加物なし」「凝縮化なし」「芳香化なし」等を基本ルールとして、辛口の白ワインを、オーストリア独自のKMW(クロスターノイブルク糖度基準)とアルコール度数をもとに次の3つのカテゴリーに区分けしています。
※ヴァッハウエリアは2020年8月にDACにも認定されました。
フェーダーシュピール:Federspiel
(鷹狩りの道具)
程よい凝縮感のあるクラシックな辛口。KMW糖度17〜18.2度、アルコール度数11.5〜12.5%。
シュタインフェーダー:Steinfeder
(帽子に飾りでつける野草の名前)
フルーティー、チャーミング、軽快&手ごろなタイプ、KMW糖度15~17度、アルコール度数11.5%まで
スマラクト:smaragd
(日当たりの良い畑にいるエメラルド色のトカゲ)
フルボディで複雑、長熟タイプの辛口。KMW糖度18.2度以上、アルコール度数12.5%以上。
飯田取り扱い ヴァッハウの生産者「テーゲルンゼアホーフ」に関する詳しい情報
◆生産者情報
◆テーゲルンゼアホーフ特集
◆ビデオメッセージ(2020年6月撮影)
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◆ヴァーグラム◆
2007年にドナウラントから名称変更となった地区で、ドナウ川の北側のエリアは氷河によって削られたアルプスの砂が堆積した黄土(レス)の土壌が大半を占めます。
大陸性の気候で、ヴァインフィアテルと同様に、寒い冬、暖かい夏、低雨量。特に近年はその傾向が強まっており、厚みとよく熟した果実、スパイシーなニュアンスをあわせもつ素晴らしいグリューナー ヴェルトリーナーを生み出します。
ヴァーグラムには有機農法やビオディナミを実践するワイナリーも多く、エリアを挙げて優良なクローンの保護にも努めています。
〜黄土(レス)土壌 〜
クレムスタール東部やヴァーグラムでよく見られる。
氷河時代に削られた土壌が風によって運ばれ堆積した土壌。
中国の黄河の黄砂と同じく、石灰を豊富に含み、適度に保水性があるため、無灌漑でのブドウ栽培に適している。
飯田取り扱い ヴァーグラムの生産者「フリッチ」に関する詳しい情報
◆生産者情報
◆ヴァインフィアテル◆
オーストリアで最も大きなワイン産地で、南のドナウ川から北のチェコ国境、西のマンハルツベルクから東のスロヴァキア国境まで広がっています。この広大なエリアはオーストリアにおけるグリューナー ヴェルトリーナーの産地として知られており、オーストリア全体の約50%を栽培している地域になります。
ヴァインフィアテルのグリューナー ヴェルトリーナーの特徴は、何といっても胡椒のようなスパイスのニュアンスです。北からの冷涼な風の影響が強く、キリッとした酸を持つ引き締まった味わいに加えて感じられるこの風味は、広大な産地の様々な気候条件や土壌がある中、共通して感じることが出来る特徴と言われています。
飯田取り扱い ヴァインフィアテルの生産者「グリューバー」に関する詳しい情報
◆生産者情報
◆ビデオメッセージ(2020年6月撮影)
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