ポムロール、ラランド・ド・ポムロールのワイナリー
ヴィニョーブル・パランの勉強会を実施しました

2024年9月下旬、ボルドーの銘醸地ポムロールに本拠地を置く、ヴィニョーブル・パラン社(旧・ペレ=ヴェルジェ社)について、
長年コマーシャルディレクターを務めるマチューさんに社内勉強会をしていただきました

ヴィニョーブル・パランについて  ラランド・ド・ポムロールの2つのシャトー 

パラン社の原点 シャトー・モンヴィエル  ポムロールの偉大なテロワール シャトー・ル・ゲ 

ヴィニョーブル・パランについて

VignoblesParent_1 ヴィニョーブル・パラン社(旧・ペレ・ヴェルジェ社)は1985年に亡きカトリーヌ・ペレ・ベルジェ女史 (現社長 アンリ・パラン氏のお母様)によって設立された家族経営の企業です
ワイン造りに於いて カトリーヌは先見の明があり、完璧主義者の気質を発揮!
彼女の家系は、ガラス産業で最も有名な会社のひとつ「アルク社:クリスタル・ダルク」を 所有する名門で、豊富な資金を元に次々にワイン造りをスタートします
VignoblesParent_2 1985年にポムロールにてシャトー・クリネの並びに位置する シャトー・モンヴィエルを購入後、念願だったポムロール 最良の畑の1つで シャトー・ペトリュスのすぐ近くにある 名高いシャトー・ル・ゲを購入しました

2000年には、ラランド・ポムロールのテロワールに魅せられて、 シャトー・ラ・グラヴィエールを購入

2006年にはカトリーヌの目標である完璧さを極めた シャトー・ラ・ヴィオレットの購入に至りその名声を確立するまでになりました


また、彼女はアルゼンチンのジョイント・プロジェクトの クロス・デ・ロス・シエテ(=アルゼンチン山脈の麓にペレ=ヴェルジェ社創立以来親交の深かった ミッシェル・ロラン氏を中心に 7人のボルドー生産者たちが1998年に設立をしたドメーヌ)の牽引者の1人でした
そして2001年にビスタ・フローレス地区でボデガ・モンテヴィエホ(飯田輸入販売)を 設立し、2002年にフラッグシップ『リンダフロール』のリリースをしました
※モンテヴィエホは、下記をご参照下さい
Winery Information
VignoblesParent_3 2013年よりカトリーヌの志を受け継いだアンリ・パラン氏は、1985年のペレ=ヴェルジェ社創立以来の信念の1つ 「いかなる気候条件でも毎年最高のワインを造る」という険しく困難でかつ野心的な目標を追求しています
自然環境保護への取組みも重視をして、2020年にHVE(環境価値重視)認証を取得しています
<現在所有する4シャトー>
シャトー・ラ・ヴィオレット(ポムロール)
シャトー・トロタノワの隣、シャトー・ル・パンの上部というポムロール最上ワインを産する区画に位置する1.8haのシャトー
シャトー・ル・ゲ(ポムロール)
ポムロールの偉大なテロワールのひとつであるシャトー・ペトリュスのすぐ近くに位置するシャトー
シャトー・モンヴィエル(ポムロール)
ヴィニョーブル・パラン社の原点となるシャトー・クリネの近くに位置するシャトー
シャトー・ラ・グラヴィエール(ラランド・ド・ポムロール)
先代カトリーヌがそのテロワールに関心を持ち購入したネアック村に位置するシャトー
創設以来、ミッシェル・ロラン氏監修のもと、なめらかさとコクがあり、調和の取れた優雅さが溢れるワイン造りを目指しています

ラランド・ド・ポムロールの2つのシャトー

ラランド・ド・ポムロールのネアック村に所有する7.5haの畑から 2つのワインを生産しています
畑は、砂や細かい砂利を含む砂礫土壌、平均樹齢40年です
両方とも手摘みで収穫し、伝統的な醸造方法で 低温果皮浸漬、コンクリートタンクで発酵を行います
熟成期間は平均16カ月熟成(ヴィンテージによって多少変わります)
最終的に樽を試飲して、どちらのワインにするかを判断しています
 
924
商品名
CHATEAU MOULIN LA GRAVIERE
シャトー ムーラン ラ グラヴィエール 2020
番号
V924
国・地域
フランス・ボルドー
クラス
ACラランド ド ポムロール
品種
メルロ100%
華やかな香りとボリューム感のある果実味に、しなやかさを感じる魅力的なワイン
2020年は早熟なヴィンテージで、収穫は9月8日からスタートし、 パラン社として最も早い収穫時期になりました
8月は非常に暑く、ブドウの実が早く成熟したので、 結果として、完熟した素晴らしいヴィンテージになりました
普段はフレッシュで若いうちに楽しむワインですが、こちらは熟成もできる 良いヴィンテージです。アルコール度数も14%に上がっています

 
923
商品名
CHATEAU LA GRAVIERE
シャトー ラ グラヴィエール 2019
番号
V923
国・地域
フランス・ボルドー
クラス
ACラランド ド ポムロール
品種
メルロ92%・カベルネフラン4%・カベルネソーヴィニヨン4%
熟した黒果実にハーブを思わせる複雑な味わい
バランスの取れたストラクチャーと、果実のポテンシャルが感じられ、長く続く余韻が心地良いワイン

2019年は平均的な収穫時期で、9月20日からスタートしました
優良なヴィンテージで健全なブドウが得られました
2019年も2020年も温暖な年なので、今も楽しめて熟成もできるワインになります
 

パラン社の原点 シャトー・モンヴィエル

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1985年に初めて取得したシャトーですが、2020年に醸造所をリニューアルしました
世代が替わっても新しく投資を続けています
セラー内は全て最新の設備で、タンクはそれぞれ容量が違うので区画に合わせて醸造がしやすくなっています
収穫後のブドウは5℃に保冷されたチューブを通り、コンクリートタンクに入る時には低温になります
 
924
商品名
CHATEAU LA ROSE MONTVIEL
シャトー ラ ローズ モンヴィエル 2021
番号
V2752
国・地域
フランス・ボルドー右岸
クラス
ACポムロール
品種
メルロ80%・カベルネフラン20%
シャトー・モンヴィエルのセカンドワイン
イチジクやプルーンのアロマに、バラの花びらやピンクペッパーのニュアンス
豊かな果実味にスパイシーな余韻があり、きめ細かいタンニンのしなやかな口当たり

2021年ポムロールは降雨と冷涼な夏のためクラシックなヴィンテージとなり、 アルコール度数も13.5%と若干低くなりましたが、今飲んでも親しみやすい魅力的なワインができました
 

ポムロールの偉大なテロワール シャトー・ル・ゲ

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  シャトー・ル・ゲは、シャトー・ペトリュスなどの著名シャトーがひしめく
ポムロールの台地に位置するシャトーです
ル・パン、ラフルール、ラ・ヴィオレットなども全てこの台地にあります

シャトー・ル・ゲの畑はシャトーを囲むように位置しており、
シャトーの後ろ側にマノワール・ド・ゲの区画があります
ル・ゲの畑に接する道を渡ってすぐの場所には、シャトー・ペトリュスがあります

ペトリュスといえば青粘土(酸化鉄を含む青色の粘土)が有名な特徴ですが、
シャトー・ル・ゲの土壌を分析したところ、一部の区画で青粘土が見られました
 
VignoblesParent_7 2014年よりシャトー・ル・ゲのセラーが大幅にリニューアルされました
畑の個性を最大限に引き出すマイクロヴィニフィケーション(手作業で粒選りした果粒を直接樽に入れてその中で発酵させる醸造方法)を行うため、 セラー内を5つの部屋に分け、部屋ごとに細かい温度管理ができるようになりました
VignoblesParent_8 基本的に、セカンドワインのマノワール・ド・ゲはコンクリートタンクで醸造します
三角形を逆さにした形状で、上部の面積が大きく、下部が小さくなっているので、圧力がかかり抽出がしやすいタンクになっています
VignoblesParent_9 こちらの熟成庫で、15〜18カ月の熟成を行います
ファーストワインは新樽、セカンドワインは基本的に1年樽を使用
様々な樽メーカーを使い、焼き方も様々、それらをブレンドしています
 
921
商品名
MANOIR DE GAY
マノワール ド ゲ 2018
番号
V921
国・地域
フランス・ボルドー
クラス
ACポムロール
品種
メルロ100%
若樹から造られるシャトー・ル・ゲのセカンドワイン
樹齢は比較的若く15年
メルロ100%で造られ、チェリーやプラムなどのフレッシュな果実感のワイン
なめらかなタンニンとエレガントな果実味とのバランスが良い魅惑的なワインです!

2018年は19年、20年と3年連続で素晴らしい天候に恵まれたヴィンテージ
今飲んでも魅力的に感じていただけますし、あと10年〜15年熟成させられます
赤果実中心のアロマでまだフレッシュですが、熟成によるニュアンスも少し出てきたところ まだまだ楽しめるワインです
太陽をしっかり浴びたヴィンテージで、アルコールは15%あります
 
【再発売ワインのご紹介】
10年熟成のシャトー蔵出しワインが入荷しました!
920
商品名
CHATEAU LE GAY
シャトー ル ゲ 2014
番号
V920
国・地域
フランス・ボルドー
クラス
ACポムロール
品種
メルロ90%・カベルネフラン10%
パラン社のフラッグシップであるシャトー・ル・ゲ できるだけ自社で保管して、飲み頃のタイミングでリリースしたいというポリシーで 基本的に10年ぐらい熟成させています
今回入荷したのは、初めてマイクロヴィニフィケーションを行った2014ヴィンテージです 以前はフードルで熟成していましたが、樽ごとに丁寧に醸造していきたいということで、 2014年から樽発酵に変えました
収穫は手摘み、除梗して粒ごとに選果して、良質な実だけを新樽に入れて 1週間〜10日ほど低温浸漬を行い、30日間アルコール発酵 発酵後は別の新樽へ移し、マロラクティック発酵と15カ月の熟成を行います
10年の熟成を経たこのワインは、オレンジがかったガーネット色で、 ようやくトリュフやスーボワ(=森の下草)、タバコなどの熟成香が出てきています 程よい酸と、しなやかでシルキーなタンニンが調和したエレガントな味わいです
2014年は、9月末〜10月頭という例年並みの収穫時期で、クラシックなヴィンテージ リリースした当時、評論家からは控え目なヴィンテージという評価でしたが、 熟成すると、とても美味しいワインです
 
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シャトー・ル・ゲの収穫風景とマイクロヴィニフィケーションの工程など 紹介動画をこちらよりご覧いただけます。(音量注意)
 
 
最後に、パラン社が誇るポムロールのもうひとつのシャトー「シャトー・ラ・ヴィオレット」もご紹介します
919
商品名
CHATEAU LA VIOLETTE
シャトー ラ ヴィオレット 2006
番号
V919
国・地域
フランス・ボルドー
クラス
ACポムロール
品種
メルロ100%
Ch.トロタノワの隣、Ch.ル・パンの上部に位置する1.8haの畑! こちらのワインもシャトー・ル・ゲと同様、マイクロヴィニフィケーションで造られるパラン社渾身の逸品ワイン!
テロワールを最大限に引き出し、 ソフトでキレイなタンニンに仕上げる為に 収穫もブドウの熟度を見て2〜3回に分けて実践します
手作業で除梗 選果したブドウを直接 新樽に入れ、 鮮度を維持する為にドライアイスも入れて低温浸漬・発酵させます
マセラシオンに於いては、昼夜絶やさず3時間ごとに樽を手で回転させます
発酵後はポンプを使用せずに重力でワインを別の新樽へ移し熟成 ノンフィルターでボトリング
全ての行程を手作業で実践する究極の醸造方法です
 
ボルドーの右岸 名門シャトーが多く輩出されている銘醸地
ポムロールにて家族経営を続けるヴィニョーブル・パラン社
そのクオリティーの高さとテロワールが感じられる 魅力的な味わいを是非お試し下さい!