ワイナリー訪問記 スペイン後編
〜エクストレマドゥーラ・マドリッド・カスティリャ イ レオン・リオハ・バスク〜

@ ビーニャ サンタ マリーナ(エクストレマドゥーラ州 DOリベラ・デル・グアディアーナ)  

A ウバス フェリセス(マドリッド州 DOビノス・デ・マドリッド) 

B コンセホ(カスティーリャ・イ・レオン州 DOシガレス) 

C ネオ(カスティーリャ・イ・レオン州 DOリベラ・デル・ドゥエロ 

D ボデガス カンピーリョ(バスク州 リオハ・アラベサ DOCaリオハ) 

E イカ チャコリーナ(バスク州 DOゲタリアコ チャコリーナ)

B コンセホ(カスティーリャ・イ・レオン州 DOシガレス)

 
次に訪れたのはバリャドリッド市の北西、DOシガレスにあるコンセホ。オーナーのエンリケが出迎えてくれました。
ワイン造りの古い歴史を持つこのシガレスの灯を消すまいと奮闘しているのがエンリケです。エンリケは航空会社勤務の職を投げ打ち、弁護士の妻オルガと共に家業のワイナリーを継ぐ決断をしたのですが、周囲はクレイジーだと猛反対。そんな逆風に負けじと中世の城をオーベルジュに改装し、ワインツーリズムとウェディングバンケットで地域とワイン振興に貢献中。郷土への想いからシガレスの復興に打ち込む情熱の人です。
 
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オーナーのエンリケ
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古城を改装したオーベルジュ
 
最初に連れて行ってもらったのは、エリア一帯を見渡せる丘の上。シガレスは古い歴史を持つ由緒あるワイン生産地ですが、フィロキセラの影響でワイナリーが激減。現在は生産量、ブドウ栽培面積共に最盛期の10分の1以下に減少しています。そんな中、歴史ある産地の灯を消すまいと奮闘しているエンリケだからこそ、まずはエリアの事を知ってほしいとの想いでこの場所に連れてきてくれたのです。この丘で印象的だったのは、キラキラと光るガラスの様な土壌。これは”ジェソ”と呼ばれる石膏で、この丘だけではなく、ブドウ畑にもこの土壌は広がっています。シガレスのワインは「リオハのエレガンス、リベラデルドゥエロのパワフルさの中間的味わい」と評価するエンリケ。現在は20hの畑を管理。最近は、なんとスペイン国内でも最も古いテンプラニーリョと言われる樹齢120年の古木の畑も管理をし、ワイン造りにも挑戦しています。
 
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エリアを見渡せる丘 石膏交じりの土壌 ラベルのデザインにもなっているワイナリーの前に広がる山並み
 
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C ネオ(カスティーリャ・イ・レオン州 DOリベラ・デル・ドゥエロ)

続いてはカスティーリャ・イ・レオン州 DOリベラ・デル・ドゥエロにあるボデガス ネオに訪問。
まず目に入るのはマジンガーZ の雄姿!なぜここにマジンガーZが!?とびっくりするも、それが彼らのモットー。『遊びも仕事も真剣に』、彼らの遊び心に更に磨きがかかっていました。
ビートルズがAbby Roadを録音したロンドンのスタジオをそのまま再現したMusic Boxも健在。訪問当日もマドリッドのバンドが録音中でした。
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ワイナリーでは醸造担当のイバンが対応してくれました。neo_4
ワイナリーではアルビーリョマヨール種から造られる白ワインのプロジェクトもスタートしています。アルビーリョマヨール種は以前より赤ワインの補助品種として使用が認められていた白ブドウ品種。それまで赤ワインのみだったDOリベラ デル ドゥエロで 2018年に単独での醸造が認められました。テンプラニーリョ種の親品種にあたり、アルビーリョレアル種とは同じ品種のクローン違いです。このエリアでの栽培面積は全体の1%のみ。フレッシュで高い酸味を持つという特徴があります。
 
V036 番号 V036
商品名 ネオ アルビーリョマヨール
クラス DOリベラ デル ドゥエロ
品種 アルビーリョマヨール100%
特長 2019年からDO認可されたリベラ・デル・ドゥエロの白。同産地自慢の優れた土着品種、アルビーリョ・マヨール100%。
V2697 番号 V2697
商品名 ネオ ヴィヴィル ヴィヴィル
クラス DOリベラ デル ドゥエロ
品種 テンプラニーリョ100%
特長 ホーベン(若飲み)ながら1ヶ月樽熟成。ワインに馴染みのない若い世代にも気軽に楽しんでほしいとの想いから生まれたユニークなキュヴェで、1000円代で楽しめる貴重なリベラ・デル・ドゥエロです。
スペイン国内ではモダンスタイルのリベラ・デル・ドゥエロの人気が高まっているそうです。
 
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飯田