イタリアで「最も環境に優しい」ワイナリーのひとつ、モンカロ(MONCARO)
サステイナビリティへの取組み


モンカロ社について

サステイナビリティー 地球と人の側に立って

明日へ…歩み続けるワイナリー

モンカロ社について

モンカロ社は、イタリア中部マルケ州に1964年に設立した共同組合です。

イタリアのワイナリーの売上額のトップ50に名を連ね州内最大規模を誇っていますが、マルケ州の豊かな自然環境を大切に、土地に根ざしたワインを真面目に丁寧に造っています。
トータルで1400haもの畑を管理し、伝統を重んじながらも最新の技術に対して前向きで、ひたすら品質の向上を求めて投資を重ねてきました。

マルケ州とモンカロ社に関する詳細な記事はこちらをご覧ください


「モンテカロット」「コーネロ」「ロッソ ピチェーノ」と呼ばれる州内の特筆すべき3つの生産地域に各々醸造所を所有し、それら全てについて高レベルの作業基準を設け、環境を守り抜く強い信念の下で良質なワインを生み出しています。

土壌や標高、畑の向きや天候等の必要な事項を全て調査し畑を分類しました。
そしてそこに合う品種を決定し、経験を積み重ねた技術者が丁寧に栽培をしています。

モンテカロットの畑


コーネロの畑


ロッソピチェーノの畑

特に、モンカロ社の代表品種ヴェルディッキオから造られるワインはフレッシュ&フルーティな若々しい辛口や旨みとコクを楽しむタイプ、樽熟成した熟成の可能性を持つタイプ等、様々なタイプの味わいを楽しむことができます。

モンカロ社が誇るヴェルディッキオワインとDOCの赤ワインの詳細はこちらをご覧ください

また、有機栽培にも、1980年にイタリアのワイナリーで初めて着手しました。
現在、60ha余りの畑がIFOAM(アイフォーム・国際有機農業運動連盟)の認定を受けています。また環境への負担をより軽減していく事を目的とした、EU認定の低環境負荷栽培畑を300ha所有しています。この畑は今後より一層環境を大切にしたワイン造りを行っていくための、実験的な意味合いも持っています。

モンカロ社は、大規模でありながらも進化を続ける生産者なのです。
実はワイン造りにおいては、世界的に著名な醸造家リカルド・コタレッラとコラボしています。しかしもっと重要な事は、30年もの間経験を積み重ねた自社の醸造家ジュリアーノ・ディニャッツィの存在です。多くの人々が働く大きな企業での彼のような存在は、顧客やビジネスパートナーにとっての強い信頼となります。


ジュリアーノ・ディニャッツィ

サステイナビリティー 地球と人の側に立って

モンカロ社では、その使命と価値観に基づき、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められたSDGsの達成に向け、特に自らの活動範囲と行動可能性に該当するものについて、具体的なコミットを図っています。

中でも、環境の尊重、気候変動、責任ある持続可能な生産、労働者の福祉と保護の問題は、環境、社会、経済の持続可能性の原則に従って事業を行う協同組合の方針において中心的役割を担っています。

SDGsとは: Sustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」という意味です。
2016年から2030年までに達成すべき”世界共通の目標”として国連に加盟する193カ国によって採択され、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に則り、17の目標とそれらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。

<モンカロの役割>

基本原則
・環境に配慮し、高品質な製品を提供
・顧客満足と社内外のステークホルダーの満足
・個性と特性を尊重した人材の育成
・公正・公平・透明性の原則を遵守したプロセス管理

サステイナビリティーの目標達成のためのモンカロの役割


環境サステナビリティ
 

社会の持続可能性
 

経済的持続可能性


持続可能な社会の実現に向け、ワイン生産者と共に、環境を尊重し、保護するための取り組みを行い、生産品質の確保に努めています。

 


人の尊重と保護を推進し、
その個性と特異性を高めています。
地域と社会に配慮し、その歴史と文化を守り、公平性と社会的公正を保証します。

 


顧客志向と持続可能な農業の実践を通じて、雇用機会、収入、生活を生み出し、経済指標の持続的な成長を確実なものにしています。

 

明日へ…歩み続けるワイナリー

現在モンカロ社は50カ国以上に輸出され、国内外多くの賞を受賞し国際的にも高く評価されています。一方日々の努力や研究の積み重ねにより、モンカロ社が消費するエネルギーの半分以上を再生可能なものに転換する事が出来ました。
モンカロ社は創業以来、千年の歴史を持つこの土地で、地域社会への配慮を怠らず、事業を展開しています。自分たちを受け入れてくれる土地の環境、歴史、文化を守りたいという意図は、世界が対応を求められている持続可能性への挑戦と密接に結びついています。

モンカロ社の取り扱いワイン一覧はこちらからご覧ください


飯田