<現当主としてドメーヌを牽引するヴァンサン>
ヴァンサンはボーヌで栽培と醸造の勉強をしたのち、一旦はパリで2年間音楽の勉強をしましたが、2009年にドメーヌに戻りワイン造りをスタートしました。ローヌ地方のch.モン・ルドンでもワイン造りを経験しています。
今回の動画では、ヴァンサンご自身について色々語って頂いておりますのでこちらをご覧下さい。
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<グロF&Sのワイン造り>
熟成のポテンシャルを持ちながらも柔らかく飲み心地が良いのが、グロF&Sのワインのスタイルです。
まろやか、ジューシー、リッチ。。。味わいにインパクトがあり、早くから楽しめるのが特徴です。
すべての始まりは畑から、ということでブドウ栽培を特に重視します。
ドメーヌのフィロソフィーはこちら
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畑では、病害予防のため、早めの摘葉、グリーンハーベスト、夏季剪定など、トリートメントの頻度を少なくする工夫をします。
例えば、標高の高い畑では、土壌の養分を多く吸収できるよう、また光合成を促進するため樹高を高く剪定します。
栽培に関する詳細はこちら
ワイン造りでは、どのワインも同じ醸造・熟成をすることでテロワールを最大限に表現しています。
赤ワインは、伝統的な醸造方法でコンクリートタンクを使用します。
酵母の働きを活性化するように醸造の最初にルモンタージュを、色の定着とワインに厚みを出すため発酵の最後にピジャージュを行います。
低温で10日間ほど静置した後12カ月樽の熟成をします。熟成は、ACヴォーヌ・ロマネからリシュブールまで全て新樽のみで行われます。
白ワインは、タンクで24〜48時間果皮浸漬を行い、圧搾・澱引きし、厚みを出すため樽でゆっくり定温にて発酵します。
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<樽へのこだわり>
樽はワインの重要な素材であって、オーダーメードの樽を使っています。
三つの森からの木を購入し、4年間(48か月ほど)乾燥させます。市場には、それほど長く乾燥された樽が見つからないですが、乾燥期間がタンニンの質などを大きく影響する重要な基準になるとの事。樽の焼き方も大事にしており、ワインにエレガンスを与えるよう、弱火で長めの焼きにしています。
その他、醸造についてもこちらで詳しく説明頂いております。
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<スーパー・ヴァン・ド・フランス “シュマン・デ・モワン・ド・ヴェルジ”>
2017年が初ヴィンテージの、「ヴェルジ修道士の道」という名のヴァン・ド・フランスです。
フィロキセラ禍以前まではブドウが植えられていた歴史あるテロワールで、修道士が通っていた道沿いにあることから名付けられました。
AOCではありませんが、ラ・ターシュなどヴォーヌ・ロマネのグラン・クリュの畑にとても近く、シルトの割合が多い粘土石灰質土壌由来の、フィネスに溢れた素晴らしい味わいのワインです。
250年以上も眠っていたテロワールを復活させたグロ・フルール・エ・スールの新たなモノポールワイン、
シュマン・デ・モワン・ド・ヴェルジ。
詳しくはこちらをご覧下さい。 |
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<ドメーヌのフラッグシップ リシュブール>
ヴォーヌ・ロマネの中央、ロマネ・コンティの真隣に位置し、年産3000本、ドメーヌのフラッグシップとして好評を博しているのがリシュブールです。
ヴァンサンによる畑の説明はこちら。
畑は0.68haを所有。
北東向きで比較的涼しく、ブドウ樹は薄い表土から石灰岩の基層に伸びることで、ワインに力強さとフレッシュさ、比類ない個性を与えています。 |
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グロ・F&Sのリシュブールには、小さな黒い果実にムスクを思わせる官能的かつ個性的な芳香があり、ピノノワール種のと繊細さと複雑さが余すところなく表現されています。10、20、30年・・・と熟成によって真価を発揮する偉大なワインです。
リシュブールに関する詳しい説明はこちらをご覧ください。
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毎日ワイナリーで活躍できるのはとても楽しいと語るヴァンサン。
音楽好きで楽しいことはシェアしたいという、父ベルナールと同じく親しみやすい人柄が魅力です。
ブルゴーニュを代表する家族経営のトップドメーヌとして今後の活躍がとても楽しみです。
動画では、その他、様々な質問にヴァンサンが答えて下さっています。
フルバージョンはこちらからご覧下さい。
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その他の取扱い商品はこちら |
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