JEAN-CLAUDE BACHELET ET FILS/ジャン クロード バシュレ |
シャサーニュ・モンラッシェとピュリニィ・モンラッシェに隣接する丘陵地サン・トーバンに本拠地を置くジャン クロード バシュレ エ フィスは、1648年からの歴史を誇る生産者です。現在ドメーヌを運営するのはブノワとジャン・バティストの兄弟で、父ジャン・クロードのあとを引継ぎ2000年より本格的にワイン造りに従事、現在は合計10haの自社畑を所有し年間5万本のワインを生産しています。ブドウ栽培ではオーガニック(2015年からビオディナミ)を実践し、醸造も出来る限り自然の状態で手を加えない方法を心がけています。
ドメーヌが目指すのは、自然に優しくテロワールの特徴をよく表した本格的なブルゴーニュワイン。熟成を重ねるほどにエレガントさが引き出されるスタイルです。ランブロワジー、アルページュ、ピエール・ガニェール等、フランス国内の三ツ星レストランの大半でオンリストされるなど、産地を代表しうる将来有望な生産者です。 |
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| ジャン クロード バシュレは、オーガニックにこだわらず、昔から農薬、化学肥料や除草剤などを極力使用しない、環境に配慮した栽培、すなわちリュットレゾネを行ってきた生産者です。小さな区画を多く所有し、区画毎に醸造を行っており、2012年に実験的に一部の区画でオーガニックとビオディナミ農法への転換を試みました。そして、3年間に渡ってそれぞれの農法がもたらす結果を実感した上で、2015年から全ての畑をビオディナミに切り替えました。 |
自然を大切にする気持ちはリュットレゾネの時と同様ですが、何よりも味わいがレベルアップした事が転換の決め手でした。
ビオディナミに切り替える事によって、複雑さと熟成ポテンシャルがここまで変わるとは本人も思っていませんでした。病気から樹を守るだけではなくて、樹の自力を高めるビオディナミ農法を導入してからテロワールの表現力も高まったのです。
ジャン クロード バシュレはそのテロワールの表現を第一優先にしているので、畑仕事に力を惜しまず、逆に醸造の段階では出来るだけ手を加えない様にしています。酵母もテロワールの一部として捉えているので、テロワールを最大限に表現するには天然酵母が必要不可欠と考えます。人工酵母を使う事によって、どのキュヴェも均質的になりテロワールの特徴が弱まるという考え方です。 |
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酵母に関する考え方は生産者によって様々で、ヴォーヌ・ロマネに本拠地を置くミッシェル グロなどはその真逆の発想です。
ミッシェルは酵母をテロワールの一部というより、醸造ツールの一つとして捉えています。ある研究によると、数多くの酵母が存在するとしても、ワインに特徴を与えるドメーヌ特有の酵母の種類は大きく変わる事はないということです。
そうなると、天然酵母のメリットが特にない反面、より安定してどのキュヴェにも同じスタイルを与える人工酵母を使った方が、リスクも小さくテロワールの特徴が明確になるという考え方です。(C) |
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