montfaucon

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2015年5月、新たにフランス南部のAOCリラックの代表となった、
シャトー ド モンフォーコンのオーナー ルドルフ・ド・パンス
(愛称ルディ)。
まだまだマイナーな産地ながら、2010年からあえて「AOCリラック」
としてリリースを開始、日々リラックワインの素晴らしさを世界中に
伝え歩いています。


古代ローマ時代から貿易の痕跡が残る 由緒あるシャトー

まずは、ワイナリーのご紹介から。ローヌ川のほとりにある11世紀
建造のモンフォーコン城は、古代ローマ時代から関所として重要な
役目を果たし、一族は1766年からブドウを栽培しバルク販売を
行ってきました。
1990年代初め、ルディと彼の3人の兄弟は、誰がシャトーとブドウ
栽培を継ぐか話し合います。ワイン造りに興味があったのはルディ
だけだった為、彼がシャトーを継ぐことになります。ルディは、
栽培から販売まで全てに興味を持っていたため、フランス国内や
カルフォルニアでワインを学び、バロッサのヘンチキやヌフドパプ
のヴューテレグラフで修業を重ねます。
1995年、シャトーに戻った ルディは、「可能な限り最高のワインを
造りながら可能な限り大金を稼ぐことはできない」と従業員を説得し、
収量を30%削減することを決めます。
更に、殺虫剤不使用、害虫予防に緑肥を使用するなど、畑で生態系の
バランスが取れるようにオーガニック農法と同様の手入れを始め、
現在もその取り組みは続いています。

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信念を持ち探し続ける 最高の“リラック”

リラックは、有名な地ではありませんが、対岸にあるシャトーヌフ
デュパプ同様に、粘土や砂岩、石英が豊富で、日照も良く、日中
北からのミストラルが吹くことで、湿気を飛ばし病気の被害も少ない
ワイン造りに適したエリアです。

この地の可能性を信じて疑わないルディは、2000年から樹齢が高く
最良の区画を探し始めます。その結果、当初18haだった畑は現在55ha
までに広がりました(平均樹齢は40年、平均収量は約30hl/ha!)。

その中でも、2012年に手に入れた”La Gensatte(約0.7ha)”は、シャトー
から僅か3kmのロックモールとサン・ジェニエ・ド・ドモラの間にあり、
1870年代に植樹されたクレレットの樹が多く残る他に類を見ない
素晴らしい畑です。
この畑のブドウは、60年に渡りシャトーを守り続けていたルディの
祖母、マドレーヌに捧げられたワイン「コンテス・マドレーヌ」にも
使用されています。

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テロワールの可能性を信じる こだわりのワイン造り

ルディ自身はブルゴーニュのような複雑味がありながら同時に気軽に
楽しめるワインが好きですが、ローヌでは単一品種だとアルコールが
高過ぎたり個性が強く出過ぎるリスクがあります。そこで10種以上の
品種が認可されている事を生かし、ブレンドによって求めるスタイル
の実現を目指しています。
最高のバランスを求め、ボルドーのように出来上がったワインのブレンド
ではなく、最高5品種を一緒に発酵(混醸)します。自分の技術と、ブドウ
そのものに自信がなければできない一発勝負です。
リラックのポテンシャルを信じる彼は、更に驚くワインを造っています。
それは「ヴァン ド ムッシュー ル バロン」。
何と約15品種の混醸!
洗練された上品な仕上がりで、彼のこの地にかける本気度が感じられる
ワインです。

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